黒猫闘病記(腎不全)

くーちゃん の 闘病記
( 2001年 夏〜 )


7月中旬 家出中のぶーちゃん。久々に実家に帰宅すると・・・・

くーちゃんに異変が!!

血 液 検 査 記 録 表 ( No.2 )
[ 一部抜粋にて掲載 ]
検 査 項 目 7/37/47/5 7/67/77/9 7/107/117/12 7/137/167/19 7/26
体 重 4.80----- -4.55--4.554.80 5.1
P C V 36%33%36%40%36%32% 31%30%28%28%26%27% 30%
B U N >140.0>140.0>140.082.274.345.0 69.586.167.452.673.064.8 49.0
C r e 13.713.79.44.43.42.4 3.94.12.62.82.93.0 2.5
C a 9.810.410.911.211.411.1 10.210.510.210.29.811.1 9.6
I P (リン) >15.0>15.012.99.86.33.1 4.44.73.53.84.24.0 3.4


< BUN >< I P >の数字の前に付いている 『 > 』 マーク
< BUN >の数値計測MAXが 『 140.0 』 なので、『 計測不能・・・140.0以上 』 の意味だそうです。
< I P >も同様です。


血 液 検 査 記 録 表 ( No.3 )
[ 一部抜粋にて掲載 ]
検 査 項 目 8/98/239/7 9/2210/610/19 11/1011/2412/8 12/28
体 重 5.405.605.605.805.50 5.905.906.156.206.20
P C V 37%40%45%45%44% 45%48%44%43%43%
B U N 53.965.050.658.543.7 52.051.153.244.347.2
C r e 2.32.52.31.91.7 1.73.22.92.01.5
C a 9.22.59.99.59.3 9.29.09.79.59.1
I P (リン) 4.14.74.33.22.6 4.04.35.14.53.6


< 2001. 7. 中旬 >

ぶーちゃんは、家出してました。
フラッ♪と、友人宅に居候して家に戻らず、季節の生活用品を取りに行ったり戻しに来たり。
そんな身勝手な生活をしている最中に起こった事件でした。

何だか家の様子がおかしい! くーちゃんに何かあったの???
何が起こっているかも分からず、死に物狂いで家中を物色する。

動物病院からの お 薬 の 山 を 発見。
動物病院での 入 院 の 領 収 証 を 発見。 
動物病院での 血 液 検 査 の 結 果 表 を 発見。

何がどう悪いのかは全く分からないし、結果の数値も正常範囲が幾つなのか分からない。 
でも、所々マーカーが引かれ、数値は明らかに異常値のようだっ
『 NO.2 』 と言うのも気になる・・・。


しかし、何も分からず、今後のくーちゃんの 『 生 死 』 も分からず・・・
ただ私は家を後にしました。



< 2001. 8. 14. >


家出を取りやめ、実家に戻る事となった ぶーちゃんは、
くーちゃんの 病名 を お姉ちゃまに聞きました。

慢 性 腎 不 全
これが、答えだった。

しかも、今飲んでいるお薬も、飲みつづける事は出来ず、
服用期限終了後、回復していれば心配はないが、
まだ薬が必要な状態ならば、死を待つしかない・・・。

猫の腎臓とは、『 7割 が使い物にならなくても、生存 に 問題はない 』 らしい。
3割 。たったの 3割 だ。 頑張って回復して欲しいっっ! 

でも、何も出来ない。
ちゃんとお薬を服用させ・・・、 体重を元に戻し・・・、
楽しい想い出 を作ってあげる事ぐらいしか私達に出来る事はない・・・。
無力ですね・・・。

今まで自分勝手に生活してきた分、くーちゃんのお世話はこれから一生懸命がんばります!!


< 2001. 8. 22 >

とうとう 『 お薬使用可能期限 』 となってしまいました。
明日、病院です・・・。

頑張れ!! くーちゃん



< 2001. 8. 23 >

くーちゃんが病院から帰ってきました。
結果は・・・薬の効果は出ていない。

カラダにはとても負担はかかるけど、このまま薬を暫く使いましょう。
これが、獣医さんの答えだった。
貧血は大分改善されていたようだが、まだまだ予断は許されない状態。
ガンバレッ!! くーちゃん
一時回復したかと思われた数値も、以前の状態に戻ってしまったそうです。



< 2001. 9. 7 >

1日早いが、本日 くーちゃん の病院の日となった。
なんと、ぶーちゃんが任命された。
家出の反省が少しづつだけど、認められたみたいです。

奥底に忘れ去られていた、真っ黒に汚れたケージを持ち出し、いざ出発!
検査結果は・・・『 上々でしょう♪ 』 と、嬉しいお返事。
♪〜(=^ε^= )
前回の検査結果を含めて、結果表も貰ってきた。
『 安心は出来ないし、お薬も止めるわけにはいかないけれど、良い兆候でしょう 』 
とのこと。
すっごく嬉しい。
診察台の上で、ド緊張のくーちゃん。
の、はずなのに、『 うんち 』 しちゃいました。┓(´_`)┏
きゃわいいっ♪

帰宅後、ケージがお気に入りらしいので、泡だらけになりつつ洗ってあげた。 
。。。その間に、くーちゃんのケージへの興味が薄れたらしい。
入りやしないっ。 (@¬ε¬@)ぶぅ
がなじい・・・ 



< 2001. 9. 8 >

お薬入りのご飯を食べ残す くーちゃん。
抱っこしてお皿の前まで連れて行く。
ムシャムシャ食べ始める。
食べ残しの量にもよるけど、1分と経たない時も在れば、5分近くかかる時もある。
その間ずっと、側で不良座りしながら見守る。
ちょっとでも音を立てると、気が散って食べるのを止めちゃう。
『 いいから、食べなさい・・・』 と声を掛け、じっと見守る。
物音を立てないように、「 ちゃんと側に居るよ。」 という気配だけは感じられる距離で。

以前、ある人と 『 自分の臓器を誰になら生前提供できるか 』 と話し合ったことがあった。
私は、『 血のつながりのある関係者 』 親は勿論、姉。将来の私の子供たち。
旦那様にはしないかも知れないな。と答えた。
その人も、同様なことを言った。

でも今、人間から猫への臓器提供が可能であるなら、私の腎臓の一部を提供したい。
血のつながり。なんて、何の意味も無いのかも知れない・・・。
たかがペット・・・。されどペット・・・。

数値は下がっている( 正常に戻りつつある )はずなのに、依然元気のないくーちゃん。
しっかりしろーーーーーーーーー!
お願い。



< 2001. 9. 22 >

今日はお姉ちゃまが診察に行った。
検査の結果は・・・ クレアチニン(Cre)が、最低値を記録した!素晴らしいことです。
と、お褒めの言葉を貰って帰宅した。
量は減ったものの・・・お薬はまだまだ継続のもよう。 ふぅ〜。



< 2001. 9. 23 >

今日は 『 10歳 の お誕生日 』 でした。
ヾ(^o^-) (o^ー^)o o(^0^o*) (o^-^)ヾ(*^〇^*)ノ”
またたびピヨちゃんのプレゼントなりぃ〜♪

おめでとうね。 くーちゃん!
今年も1年元気で暮らそうねっ♪



< 2001. 10. 6 >

今日の検査の結果は・・・
:*.;".*・;・^;・:ヽ(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*:
今までで一番良い結果です。
最近毛艶が良くなってきたと思っていたのです。
やったね。 くーちんっ ≡・.・≡



< 2001. 10. 19 >

今回は、ぶーちゃんがお医者当番でした。
仲良しの院長先生が居たので、ぶーちゃんはチョット嬉しい♪
『 一緒に居ると、オトナシイみたいなので、ココにいて下さい。』 と言う事で、
採血にも立ち会えた。 
毛むくじゃらの細っちー猫の腕から採血するなんて、凄いよね。

暴れない様に、くーちゃんの顔を撫で回したりして、なだめて居ると・・・『 カプッ 』
『 噛まれた!』 と、ボソッと声をあげると
院長先生たちは一斉に緊張して 『 まじっ?』 という オーラ を放った!!

実際は 『 あまがみ 』 だったので、ちっとも痛くない。
なのに、先生たちのあの反応・・・。
『 噛んだり、引っ掻いたりが、余りにも凄いので、手袋をしてたんだよ・・・。』
なんて入院中の様子を、先生達が語り始めた。
『 病院中をフルに使って、逃げ回ったり・・・。 ふぅ〜・・・』 だって。
恥ずかしい・・・。

結果は・・・
まぁまぁでしょう。とのこと。

体調が良いようなので、『 年に一度 の 三種混合注射 』 も、して貰いました。



< 2001. 11. 3.午後四時 >

ネットで知り合った 『 なつえさんとこの ぐうちゃん 』 が 亡くなった。
同じく 『 腎 不 全 』 でした。
何もアドバイスする事が出来ず、凄く残念です。ごめんね。
でも、ぐうちゃんは なつえさんの腕に抱かれて天国に 逝ったらしく、
幸せな気持ちで天国に旅立ったのではないかと思う。
少し安心。
ゆっくりやすんでね。ぐうちゃん!
気を落とさないでね。と言うのは無理だとおもうけど、早く元気になってください。

私も、楽しい想い出。いっぱい作ってあげなくちゃっ。
ねっ。くーちゃん!



< 2001. 11. 初旬 >

会社の人にも私の愛猫のことは知られている。
私の家のペットは大丈夫???と、ちょっとの変化も見逃さない雰囲気が出来始めている。
いい事だと思う。
同じ部署の人の猫 ( 暇つぶしコーナーのスガキヤ スーちゃんの人ね。(笑)) も、
最近食欲がないので、病院で念のため見てもらう!と帰宅した。
翌日・・・『 腎 不 全 』 が 確認 された。
でも、初期なので、かなり食い止められる見込みがある。
くーちゃんのお陰で、少しは可愛そうなペットが減り始めている。
本当に良かった。



< 2001. 11. 10. >

今日は姉妹2人で病院に行った。
診察はなかなかオトナシク、いい子ちゃんで終了した。
結果は・・・いい子ちゃんではない。
でも、まずまずと言うべきでしょう。
なかなかお薬が減らせませんねぇ。と先生。

悪くなっていなければ、よしっ!とすることにしている。
右手がお注射のし過ぎでボロボロになり始めているようだ。
今日は仕方なく左手にした。今度から左手だね。と先生。
ちょっと悲しくなったぶーちゃんでした。



< 2001. 11. 24. >

今日はお姉ちゃまが病院に行った。
少し数値が上がっています。 ぐすんっ
急激に痩せてしまったくーちゃんは、体重増加大作戦を余儀なくされていた。 
朝、夕のお薬入り缶詰ご飯。そして間食としてカリカリ。

だけど・・・ 6.15kg って太りすぎなんぢゃないのかなぁ。



< 2001. 12. 8. >

今日はぶーちゃんが病院に連れて行った。
最近、目ヤニが付きっ放しの事が多く、なんとなく嫌な予感がしていた。
しかぁぁぁぁぁぁしっっ!
『 先回ちょっと数値が良くなかったので心配していたんですが、安心しました。』
『 も少し頑張れば、お薬が更に減らせるでしょう (*^-^*) 』
と、先生からお褒めの言葉を頂いた。

体重が 6.2kg に なっていた。
そろそろ体重の増加大作戦も終りにしましょう。だって。
ここまで好き放題に腹ペコ大魔王の言いなりになってきたのに、急には無理でしょ・・・

今回の数値が良かったので、次回は検査なしでお薬だけで良いでしょう。とも。
年末で少し忙しいぶーちゃん達には、さらに嬉しいっ♪

午前の診察時間ギリギリ(時間外でも嫌な顔せず診てくれるけどね。)だったので、
手持ちのお金が無いのを承知で受診させた。
診察が終わっても、検査結果を出している間 10分くらい待つ事になるので、
その間に行って来ようと思った。
『 銀行に行って来たいので、ちょっと出てきて良いですか?』
『 この子(くー)連れていると、時間がかかるので待合室に置いて行っても良い?』
って、聞いてみた。(笑)
待合室のハシッコに、ケージの入り口を壁に向けて 『 暗くそっとしておいて上げる 』 と
ホッ とするらしい。 なので、そーしておこうと思っていた。
そしたら、先生達が一斉に
『 いいですよ。でも、先生達の居るコッチの奥の部屋で預かるからっっ。』 だって。
夜、姉に話したら
『 物ぢゃないんだから、それはないでしょう。お馬鹿さん。』 と叱られた。
そうか、誘拐されちゃったら大変だものね。うんうんっ、反省です。
ぶーちゃんの愛情は間違っていたらしい・・・。 ( ̄ロ ̄lll) ゴメンネ。くーちゃん。



< 2001. 12. 10. >

日曜(12/9)のお薬入り 朝ご飯 を 全く食べない。
日曜(12/9)のお薬入り 夜ご飯 を 全く食べない。
お仕事から帰宅。朝ご飯の残りをチェック。
今日(12/10)のお薬入り 朝ご飯 が まるまる残っている。 
お水すら飲まない・・・。
お姉ちゃま情報によると、『 下痢 』 と 『 嘔吐 』 もあるらしい。 

先生に電話で相談。受診することとなった・・・。

6.2kgあった体重が 5.8kgになっていた。
お熱はないようだ。
とりあえず、栄養剤と嘔吐止めのお注射をしてもらう。
とにかく食欲が出てくる事が最優先です。
1日様子を見てください。・・・とのこと。

しくしく。。。心配だよぉぉぉぉ 。・゚゚・(>_<)・゚゚・。ビエーン



< 2001. 12. 11. >

お医者でお注射をして貰ったお陰でしょうか 
食欲が出始めた。 ほっ♪
お薬入りは、まだまだだけど大好きなカリカリ 『 シーバ デュオ 』 を食べている。 
今日はお医者に行かなくても大丈夫だね。 くーちゃん♪



< 2001. 12. 13. >

カリカリならすっかり食べられるようになった。 
缶詰にチャレンジです。 お薬が必要なんだからね。くーちゃんはっ。 
でも、まだ うん○ は ゆるいです・・・。 



< 2001. 12. 14. >

昨日一日は缶詰も違和感無く食べていたようだ。
今日からお薬入りです。 ファイトなのらぁぁぁぁ

お薬入りでも、違和感無く食してくれた。 ほっっ♪
また体重減っちゃったな。 きっと・・・。
今日の うん○ は、普通に戻っていた。
何だったんだろう・・・。食中毒みたいな症状だったなぁ。

『 腎 不 全 』 の 治療 の 再スタートです。
また一緒に頑張ろうね!! くーちゃん (^o^)丿



< 2001. 12. 28. >

今日は病院の日です。
検査結果は、良好♪ クレアチニンが減っているので安心ですよ。とのこと。 
何回かお薬を飲めなかったので心配をしていたけど、安心しました。 

体重は、戻っていましたね。
6.2kg。
太ったり痩せたり忙しいことで・・・。(笑)
ぶーちゃんなんか、10年くらい変わってないのに・・・。 



< 2001. 12. 30. >

ドキドキしちゃった 2001年だったけど。
なんとか無事に年越しが出来そうです。(o^∇^o)ノ
2002年も、くーと一緒に頑張ります♪



2001年の記録は、これでおしまい。
2002年は、新しいページで展開します。 (o^∇^o)ノ

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