黒猫闘病記(慢性腎不全)E

くーちゃん の 闘病記
( 2006年 )


2001年から闘病してまいりましたが、本年12月 くーちゃん は 永眠 いたしました。

発病当時及び、2005 年 12 月 末日までの検査結果は
< 2001年版 / 2002年版 / 2003年版 / 2004年版 / 2005年版 > にあります。 

< 2006. 1. 1. >

★☆★ A HAPPY NEW YEAR ★☆★

今年も元気に頑張るぞっっっ!!
くーちゃんは、日々変化もなく元気なので、みんなさんに 報告する事 がありません。(笑)
嬉しい事ですので、サイト放棄っぽいですが、見守ってください。(^^ゞ



< 2006. 1. 14. >

何ヶ月ぶりでしょうか。
くーちゃん に 会いました。
鍵を開けて家に入ると・・・擦り寄って来ましたっ♪
『 くーちゃん、ぶーちゃんだよっ! 私はぶーちゃんだよっっ!』 って言ってしまったくらい驚いた。
いつもなら、知らない人が来た!!って、姿を見せると スッ飛んで逃げる のに、擦り寄って来るなんて・・・
嬉しいよりも、心配 になってしまいました。(>m<)プッ!
その後も、ずっと横に座っているし。
甘えん坊くん になったと聞いては居たけど、ぶーちゃ んにまで。(笑)
姉 曰く、先日来た 電気の検査員さん には、スッ飛んで逃げた らしいから
認識した上での 甘え らしい。
徐々に嬉しさが込み上げてきて ガオォーーーー\(*^-^*)/

相方くん に呼び出され、1泊だけの 帰省 となったが、楽しかったなりっ♪



< 2006. 1. 15. >

くーちゃんの 毛 がさー
こんなに気持ち良かった??? ってくらいに気持ちよいっっ
ちょっと長め の ふあっふあっ♪ な 毛 なのね。
自慢 なんだよねー\(*^-^*)/
烏の濡れ羽色 とでも言いましょうか。綺麗 な 黒 で。
少し長め の ストレート。細過ぎず 太過ぎず。柔らかな 毛。
健康です!! って 証明 してくれているような 毛艶 でした。
くーちゃん・・・・可愛いっっ♪
大好きだよぉーーーーーー \(*^-^*)/


< 2006. 1. 21. >

また来ちゃったよ。くーちゃん♪
1 / 14 〜 1 / 15 。そして、今回 の 1 / 18 〜 1 / 22 。
今回は、友達 と 会ったり、買い物 したり。アクティブ に 過ごす予定 でした。
しかぁーーーしっ、雪 です。(^^ゞ
しかも、かなり の 豪雪。
と、言うことで くーちゃん と 遊ぶ事 にしました。(笑)
遊び疲れて、リビング で お昼寝。
目が覚めたら、同じ格好 で 昼寝 している くーちゃん 発見。
幸せ を 感じます。長生きしてくれよぉ〜 \(*^-^*)/
川の字 ならぬ、リの字 で 仲良く お昼寝ちゃん。


< 2006. 2. 20. >

姉がね、ADSL にしたのよ♪
で、そーゆー事に疎い 姉 は、設定も出来ません。
通常は、ぶーちゃん がしているんだけどさぁ・・・
先日、立て続けに 2回も行っちゃった 都合上、交通費 が ありません。(^^ゞ
なので、プロバイダー の 出張設定屋さん に、お願いする事にしました。
今回の ADSL申し込み には、無料出張サービス っちゅー 素敵な特典 が ついていたのですっ♪
手元に 無料サービスチケット が 届き、設定屋さん を 待つばかり。
るんっ♪

姉からメール。
くーちゃん に チケット、かじかじ されました。(T^T)

だって。(笑)
あの子はさー、大切な物ほど かじかじ するんだよねー。
見るも無残な格好になっちゃうほどに。(^^ゞ
今回は、セロテープでなんとか・・・なるのか?!(笑)

昨日の姉はね、午前中に 動物病院 に お薬貰いに 行ったりして、
愛する くーちゃん の 為に 頑張って くれたのに、お返しが かじかじ。(^^ゞ
報われませんね。 ふふふっ
そんな メール 書いていたら、くーちゃん が、傍に来て スリスリ だって♪
上手 だね。 きゃははっ
くーちゃん の 勝ち なのであります。(>m<)プッ!



< 2006. 7. 28. 〜 8. 2. >


《 帰国 の 姉 に 寄り添う くーちゃん 》

姉 の 夏季旅行 に 伴い、お薬当番 に 抜擢 されましたぁ♪
そんな 理由 でもないと、さびしん坊 の 相方くん が 帰省させてくれない んだよねぇ。(^^ゞ
堂々と、くーちゃん と 遊べますっ♪ きゃははっ

とは言え、もうすぐ 15歳 の ご老体。
遊ぶっ てほど キャピキャピ して居りません。(>m<)プッ!
ずーーーっと。寝てる か、排泄してる か。きゃははっ
でもでも、ふあふあ な 体にタッチ したり、時たま鳴く 声 聞いたり、
ごくごくたまに、くーちゃん からの スリスリ。
やっぱり、 シ・ア・ワ・セ・♪

あの子 の 周りだけ のんびり、まったり 時間 が 流れています。

暑いんだろうねぇ。食 が 進まないよ。 (。-_-。)
お薬入り なんだから、全部食べてくれなくちゃ困るのにぃ。
カリカリ の 量 を 減らして、食べきれる量 の ご飯 に お薬 まぜりぜ。
エアコン利かしてみる けど、ぶーちゃん が 寒くて敵わんっ。(笑)
辛抱、辛抱っ。 くーちゃん の 体調管理 の 為 でござるっ

なんだかんだで、無事 姉 が 帰国。
くーちゃん、何だか 嬉しそう。 (TεT) ヤッパリ、アネノガ イイノカヨッ
ぶーちゃん だって、姉 が 帰って来て 嬉しいんだもんっ。
くーちゃん に 負けないくらい、嬉しいんだぞー
・・・くーちゃん。 ぶーちゃん の 事も ちゃんと 好き だよね???
ちょっと 不安 に なるぢゃんかぁー (T^T)



< 2006. 9. 23. >

キャー q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p キャー
祝 1 5 歳 祝
キャー q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p キャー

15歳になりましたっ♪
腎不全にも負けず、マッタリ生活しておりますっ
あ゛ぁぁぁぁ、シ・ア・ワ・セ ♪

今回のお誕生日プレゼントは・・・
身だしなみブラシ。
全く気に入って貰えなかったようです。(T^T)
いいもんっ、いいもんっっ
来年のプレゼントは、絶対に気に入ってもらうのですっ (*^-^*)/オー



< 2006. 12. 9. >

くーちゃん の 食欲 が、ググッ と 減っている。
なんか ね ・・・やな感じ。
生餌 とか あげてみるかね。

そんな メール が 姉 から 届いた。
食べないと、体力 つかないぞ!!

腎臓 かね? と 聞いてみると、
病気 とかぢゃなくて、本格的に 爺さん に なった。って感じ。だって。(*~m~)プッ!
老後 の ケア が 必要 だね。
きゃははっ♪

老け込まない為にも 『 ファイティンググローブ でかネズミくん 』 を 購入 したらしい。
またたび入り で、しかも 肘まで隠れる 優れもの。
これで、くーちゃん の 猫キック から、我が身が守れるね♪
闘病中? おじいちゃん? とか、思えない程の 猫キック の 威力。。。
思い出しただけでもも、怖いっ(笑)



< 2006. 12. 11. >

猫やばい。食べないの。明らかに痩せたし。
明日、病院行ってくる。

そんな メール が 姉 から 届いた。
食欲増進のお薬を、チュッと注射してもらって、
また、食欲もり子ちゃんに戻ってね。(笑)



< 2006. 12. 12. >

+ + + 姉からの報告メール + + +

暴れん坊くー魔人には、先生2人以上でないと診察に挑めない。(^^ゞ
で、人数が揃ってないので、採血は見送り。
病院にて体重測定。 4キロまで落ちていた。 体温も低いらしい。

早い内に会っておいた方がいいかも。
帰宅してもお迎えにも来れないくらいに、体力が落ちてるから。
大好きな水呑場。お風呂の洗面台にも上れないんだよ。
姉は毎晩、号泣レベル。。。(T^T)
また、検査結果 を メールする。
+ + + + +

お昼過ぎに、検査結果を聞いた姉から電話。
腎不全 が 進行 している。
それが 原因 だったのか・・・。
パートの日だった ぶーちゃん は、一生懸命仕事を処理して、暫くの休暇を貰い
終電間近 の 新幹線 に 飛び乗りました。



< 2006. 12. 12. >

新幹線 から降りると、姉 が待っていた。
帰宅のち、姉 から 状況を聞く。
BUN などの 数値が高い。貧血 も かなり凄い。
医者もさじを投げる 程の病状からの 生還 という、
くーちゃん の 生命力 を 目の当たりにしている 先生 は、
通常の猫ちゃん達 以上 には、悪あがき してみるよ。と、言ってくれたそうです。
頼もしい。
くーちゃん の 生命力 を、もう一度 信じてみよう!!
先回は ゼロ からの 治療 だったけれども、今回は クレメジン投与 など、 腎臓機能 の 手伝いをしている にも 関わらずの 数値の上昇。先回よりは 状況は悪い。
でもでも。。。くーちゃん は 負けないのっ!!
絶対、絶対。負けないのっっっっ!


< 2006. 12. 13. >


朝10時。
久々 に くーちゃん と 再会。\(*^-^*)/可愛いなぁ。
入院用ケージの 奥のほう に、横たわっている。くーちゃんらしいなぁ♪
足に針を刺して、生理食塩水 を 点滴 している。
血液中 の 毒素 を 薄めるのが 目的 だ。
相変わらず 食欲ゼロ。何も食べない。
まぶたの 幕 が 下がりっぱなし である。
異常だ・・・(T^T)
そんな状況でも、お尻 とかを 撫でる と 唸り声 を上げて拒否の 意思表示。(笑)
なんだか ホッ とする。どこから来る 気力 なんだろう。
造血 している 気配 が ない んだって。
毒素を排出する為に、血を薄めているわけだけど、造血 さえしていれば、
貧血も徐々にではあるが、改善されるばす。でも、それがない。
輸血 する。って手段もあるらしいけど、一度や二度すれば良いというものでもない。
永遠に血を入れ続けるのか?! 無理だよ。(T^T)
自己造血 していなければ、手の施しようがない。
明朝、造血されているか検査してみましょう。と検査方針 を 聞き 帰宅 する。

夕方 5時。
再度、お見舞い行く。
生理食塩水 から ソルラクト なるものに 点滴 が変わっていた。
水 に関しては、先生達が居なくなると、ひっそり 飲んでいるらしい。(笑)
しかし、食欲 は 相変わらず ゼロ。
おしっこ は、少しするようになった。と 報告を受ける。



< 2006. 12. 14. >

朝10時。病院へ。
本日の 検査結果 を 聞く。
改善どころか 数値の悪化。

先生から、帰宅して 家族 と 過ごす事 を 薦められる。
ア キ ラ メ ル 。と イ ウ コ ト 。
昨日同様に 焦点の定まらない 瞳 で 空 を見つめる 猫。
どーしよう。


立ち上がった!!
貧血 で フラッフラ なのに、ケージの奥から 私たちに 向かって 歩き出す。
一 緒 に お 家 に 帰 ろ う !
そう言っている気がした。
どーしよう。
諦めたくない。くーちゃん が 死ぬわけ が 無い。
このまま病院で治療を続け、ケージの中で 一人ぼっち で 天国に 行ってしまったら?
それだけは、絶対に嫌だ。絶対、絶対、嫌だっっ
でも。。。まだ諦めたくない。
生き続けて欲しい。

長いこと、くーちゃん 撫でながら 考えた。
まだ頑張れそうな気がした。もう一晩。もう一晩だけ 治療 しよっ
そしたら、家に帰ろう。後悔 は しないよ。
何も食べない くーちゃん の 為に、大好きbQ の かつおスティック を 置いてきた。
本当は、今日 木曜 の 午後 は 休診 なんだけど
18時 に 開けておくから、お見舞いにおいで。とありがたい 提案。
ここは 先生達 の 厚意 に 甘えて、
18時 に また来るね。と、くーちゃん と 約束 して 帰宅 する。



< 2006. 12. 14. >

16時20分
病院から 電話。
少し前に、大量の嘔吐の後、心臓発作を起こして・・・
心臓マッサージを行ったけれど・・・残念でした。と。

くーちゃん、一人で逝っちゃった。

一人ぼっちで逝っちゃった。

大好きだった我が家に連れて帰って来て、布団に寝かせてあげた。
15年間も、この狭い家の中だけで生きてきたんだよね。驚いちゃうよ。
まるで眠っているみたい。
毛艶だって、触り心地だって。何も変わらない。
ただ一つ違うのは、くーちゃんが嫌がらない。って、こと。

20%の降水確率にも関わらず、雨が降り出した。
神様の涙。

寝ているだけなのに、お腹が動かない。

死んぢゃったんだ・・・。



< 2006. 12. 15. >

火葬場には、明日の予約を入れた。
今日は、ずーっとくーちゃんと居るよ。


って何だろう。

だって、ただ寝ているだけ。みたいなんだもの。
何も変わらない。
死。が、何でもない事に感じられてきた。
特別な事ぢゃない。
何も変わらない。

くーちゃんはここに居る。
こんなに触れたのは、初めてだ。(笑)
ずーっと手を握って 上げました。
ずーっと撫でて 上げました。
ずーっと話して 上げました。

点滴で3廻りくらい大きくなっちゃったグローブの右手。
いつも先っちょだけスイングしていた長いシッポ。
綿毛のように柔らかなお股の白い毛。
顎のとこだけ倍くらいに長い数本の毛。
みんなくーちゃん。



< 2006. 12. 16. >

14時30分。
− 東京メモリアル 青葉 −
( 火葬場 )に、到着。
時間通り到着。入り口で係りの人が出迎えてくれた。

お願いしていた 棺おけ が 出てきた。
係りの人は、『 今、お布団 敷きますからね。』 と声をかけて 綿 を 棺おけ に 敷いていった。
お布団か。暖かそうだね。 くーちゃん。
そこに くーちゃん を 寝かせてあげて。
ご飯や、おもちゃ、大好きだった 姉の匂いつきマフラー などなど、
一緒に入れてあげる。
まるで おもちゃ箱 みたいだね。 くーちゃん。
お別れ室 に 移動し、焼香をし、本当 の さよなら。
もう 触れることは 出来ない。

最 期 の お 別 れ 。
くーちゃん 、ありがとね。
火葬炉 に 入り、天国 へ 旅立ち ました。

収骨室 に 移動し、お骨上げ。
人間と全く同じ方法で、骨壷に収めます。
丈夫な 骨 だってさ。 くーちゃん。
喉仏 も 立派に合掌 していたよ。
火葬も 42分 も 掛かったんだって。
ポキポキに折れちゃったり、焼け残らなかったりする骨もあるのに、
くーちゃん の 骨 は、立派に残ってる。
お箸で持ち上げても解ったよ。重かったもんっ
大事に育ててきたもんね。
立派に大きくなってくれたよ。
ありがとね。

骨袋は、くーちゃんの大好きな黄色。
すごく清潔で、すごく親切で、すごく安心できた霊園でした。
動物が好きなんだなぁ。って人に見送って貰えるのは、飼い主としても安心できる。
最期を気持ちよく見送らせてくれた斎場に感謝です。
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くーちゃん また会おうねっ♪
くーちゃん で 良かった 
くーちゃん に 出会えて、本当に 幸せ だったよ。
お や す み な さ い っ ・・・・




最後まで見守って下さって、ありがとうございました。
ここまで読んで下さった方には・・・
是非、当サイト 『 猫ちゃんとの距離。獣医さんとの距離。』 にも 行って欲しい と 思います。
最後の 枠だけでも 結構です。
最下段、『 落ち着いて。。。思うこと 』 を 是非 読んで 帰ってください。
これから 闘病 です! という方は、参考にして下さい。
そして、頑張り過ぎずに、手を抜かず。
後悔しない 闘病 を!!(笑)
ありがとうございました。 m(_ _)m


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